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産業用バーチャルリアリティ展をうろついていたら、このところ姿を見なかった3D合成ソフトウェア「NUKE」がFOUNDRYから復活してた。日本での総代理店は(株)マイクロコム。Windows, Linux, Macのフローティングライセンスで60万円との事。以前は400万円位してたんだから相当な値下げだけど、AutodeskのCombustionとかAfter Effectsのユーザを食いたいんなら、もう一息まけてよ。
2004年のInter BEEで注目していたけど結局は購入しなかったSerious Magicの「DV Rack」が、Adobeの製品「Adobe DV Rack HD2」として発表された。DV/HDVカメラとPCをIEEE1394で接続して、ダイレクトにHDDにキャプチャする製品。プレミア・プロに取り込まれる形ではなくて単独のアプリだし、英語版のまま販売するようなので、アドビとしての機能追加なりチューニングはどれだけあるのか分からない。ただ値段は48,000円とディ・ストーム/ニチメン版よりリーズナブルになった。
あとはプレミア・プロと同様にMac OS X版を出して欲しい。Boot Campでは動くようだが、Boot CampとかParallels Desktopとかじゃなくて、ネイティブで動かしたいでしょう普通。Windows Vista対応は、ビデオオーバーレイ方法が変更になったから時間がかかるのかな。
- Adobe - Adobe DV Rack
- アドビ、英語版「Adobe DV Rack HD2」「Adobe Ultra2」を販売 (MYCOMジャーナル)
- Adobe - Press Room - アドビ システムズ社、Serious Magic社を買収し、ビデオ製品を拡充
InterBEE 2003、レイ・グループの digital site ブースで大々的に展示されていた「NUKE(ヌーク)」が面白そうだ。ハリウッド特殊効果の大御所デジタルドメインの画像合成インハウスツールを外販するものだが、ソフトウェアだけの販売ではなく、LinuxOSとハードウェアをセットにしたターンキーシステムとして提供するそうだ。Appleが買収した後、Linux版の提供が無くなった「Shake」のセグメントを狙うらしい。
デジタルドメインからデモンストレーターを呼んでの力の入れようだったが、デモ自体はシナリオに派手さが無くて一見つまらないように思えた。何も最初にスクリプト言語やコンテンツマネージメントを持って来ることは無いでしょうに。実際の制作ではそこが非常に大事だし、インハウスツール出身として「ウリ」なのは分かるけど、もっとビジュアルに訴えるステージにした方が良かったのでは。
機能としてはプロセスツリー、スクリプト言語、CMS(コンテンツマネージメントシステム)など流行の要素は確実に押さえていて、ShakeどころかDiscreetの製品群にも一部対抗できるところもある優れたパッケージになっている。プロセスをスクリプト言語で記述して、それをコピー・ペーストしたり、パラメータをGUIを介さずにスクリプト内でダイレクトに変更したり、なかなか便利そうだ。ただし、GUIがあまりに簡素なのは笑っちゃうくらい。さすがインハウスツールだが、もうちょっと見た目の色気を出してよ。