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SONY HDR-HC3の「なめらかスロー録画」のテストと同時に「スポットフォーカス機能」も試したので載せておく。この機能を使う際の注意点は、
- 三脚を使う。手持ちだとちょっと辛くてグラグラするし、タップ時に画が揺れるし、水平が出にくい。民生用の軽いカメラとはいえ、HDVは三脚が必須。
- あたりまえに遠近がハッキリ分るシーンで使う。
- フォーカス送りの速度はコントロール出来ない。もう少しゆっくり目だと面白いんだけど。
- 液晶パネルに指紋がベタベタ付く。
SONY HDR-HC3の民生機としては注目に値するハイスピード録画「なめらかスロー録画」を試してみた。3秒間にわたり120コマ/秒(240フィールド/秒)でメモリーに記録し、その後テープにコピーする。録画のタイミングは、録画ボタンを押した時点から後方へ3秒間(デフォルト)と、前方へ遡って3秒間が選択できる。
実際に撮影したところ、なめらかスローは実感できたが、解像度が圧倒的に落ちてしまった。ソニーのウェブページに「*通常撮影よりも画質は落ちます」とあるけど、ここまでボケボケになるとは思わなかった。三脚を使わず手持ちで撮影した上に、手ブレ補正がONになっていた事も影響したのかもしれない。この点は追試したい。フォーカスも固定にしたほうが良いのかも。
「なめらかスロー録画」との比較のために、ごく普通に撮影したものをFinal Cut Pro 5で速度を25%にした映像も載せておく。なお、HC3の「なめらかスロー録画」時には音声は記録できない。
新しいオモチャ「SONY HDR-HC3」を買ってもらった。ちっちゃくて軽すぎ!HDV方式とはいえ1080iが10万円ちょっとで手に入るんだから素晴らしい時代である。CMOSの癖とか、いろいろ探りがいがありそうだ。
一昨日埼玉県川口市の「NHKアーカイブス」を見学したとき、15年ぶりくらいに旧友に遭遇したことを書きそびれた。そいつは4Fの伝送室に鎮座していたのだが、名前を「SONY BVH-2000」という。この世界に誇るTypeCヘリカルスキャン型1インチVTRの名機と過ごした青春の日々を懐かしく思い出してしまった。なんて格好良いものではなかったけどね、ダビング屋は。
オープンリールに納められた1インチマスターテープをBVH-2000にセットし、400台のビクター製業務用VHSデッキに生テープを挿入し、ワイヤードリモコンで一斉にデッキをコントロールする。あの400台のデッキが動き出す「ガッシャーン」という動作音を今でもはっきり思い出すことが出来る。徹夜や不規則なシフトが多くてシンドイ時代だったなあ。ホントは記憶から消し去りたい時代なんだけど、でもBVH-2000は間違いなく信頼するに足る素晴らしい機械だった。その後、デジタルコンポジットのD2 VTRに主役の座を奪われ、D3とHD D5に統一されたNHKでは過去の資産を見守るプレーヤーとして余生を送っている訳だ。
そういえばその隣のラックに3/4インチUマチックVTR(いわゆるシブサン)もあったが、私はこいつが大嫌い。S-VHSのオフライン編集機が出てくるまでは、シブサンのひどい画質と操作性と体積に悩まされたものだった。2インチVTRがあるのかと聞くと、NHK全体でまだ2台あるんだって。私はテープすら一度も見たことが無い。
普通の人は1/2インチ幅のVHSとβ、8mm幅のHi-8、1/4インチ幅のDVしか知らないだろうけど、業務用の世界にはさまざまなフォーマットが混在していて、NHKアーカイブスとしても次の世代に映像コンテンツを残す「入れ物」として何を採用すべきか、テープメディアなのか、ブルーレイのようなディスクメディアなのか、はたまたコンピュータファイルなのか、今のところ結論は出ていないそうだ。
BVH-2000がオークションに出ていたのを発見。落札価格を見ると涙が出てきそうだ。机の一番下の引き出しくらいの体積があったTBC(Time Base Corrector)と合わせると、2000万円くらいの機械だったんだぞ(涙)。







