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どうりで北京市内に雨が降らないよう周辺にヨウ化銀を撒いたりして必死だった訳だ。CGだと言われればパースの具合とか煙の少なさとかに不自然さが感じられるけど、開会式をリアルタイムで観ていた時は「飛行機の高度が低くて危ないんじゃない?」といった程度で、合成だとは気づかなかった。「Massive使うより10万人エキストラを集めちゃう国だし」といった先入観があったからかも(笑)
産業用バーチャルリアリティ展をうろついていたら、このところ姿を見なかった3D合成ソフトウェア「NUKE」がFOUNDRYから復活してた。日本での総代理店は(株)マイクロコム。Windows, Linux, Macのフローティングライセンスで60万円との事。以前は400万円位してたんだから相当な値下げだけど、AutodeskのCombustionとかAfter Effectsのユーザを食いたいんなら、もう一息まけてよ。
【インタビュー】世界一魅力的な海賊「パイレーツ・オブ・カリビアン」はこうして作られた!
ILM社VFXスーパーバイザー、ジョン・ノール(John Knoll)へのインタビュー。Photoshopの開発者トーマス・ノールの弟。
映画「300」を観た。いやー、痛快痛快。「シン・シティ」のフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを、 「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダーが監督した作品。VFXはHybride社、Animal Logic社など。
あれだけ大量に人が死ぬのに、残虐さは微塵も感じられない。全編にわたってデジタル処理された独特の色調も素晴らしい。映像関係者は必見である。
「Autodesk NAB 2007 レビュー」を観にラフォーレ原宿まで行ってきた。前半のセッションは退屈だったけど、カナダ・モントリオールのVFXスタジオ「Hybride Technologies」社のプレゼンには感激。「マリー・アントワネット」と「スネーク・フライト」のメイキングを聞けただけでも、午後を潰した甲斐はあった。特にマリー・アントワネッ式の撮影手法は、これからどんどん一般的になっていくと思われる。公開中の「300」のVFXもここが担当しているので、週末にでも観てこよう。
お土産はラスベガスでも配っていたというAutodeskのキャラクター入りトランプカード。
フィリップ・K・ディック原作の映画「スキャナー・ダークリー」を観てきた。20数年前にサンリオSF文庫で「暗闇のスキャナー」を読んだ者にとっては、デジタルロトスコープがどうのとか、スクランブルスーツの表現がどうのとかよりも、原作にかなり忠実なストーリーに感動した。SF的要素は少ないが、「自分は誰なのか」と「現実と非現実の境目」というディックの生涯をかけたテーマがきちんと伝わってきた。
でも原作を読んだ事が無い人にはこの映画を一度で理解するのは不可能だと思うし、ディックのファン以外は二度見るものでもないだろう。ロトスコープの表現に興味を持ったクリエーターには参考になるかもしれないけど、一般の方には全然お勧めできない。上映館が少ないのも当然だな。
もちろん私はもう一度観るつもり。原作と同じラストの死亡者名簿には涙が出て、帰りに思わず700円も出してパンフレットを買っちゃったよ。
追記:デジタルロトスコープに関しては、前作の「Waking Life」よりは格段に見やすくなっていて、全然目が疲れなかった。あと、冒頭の昆虫幻視のシーケンスが秀逸。あれは硫酸タリウムの悪夢だね(笑)
追追記:ロトスコープ方面を検索していたら、10年ほど前に「VideoPalette」というソフトウェアに関わった事を思い出した。今は無きMacworld EXPOでデモをしたんだっけ。たしかオニオンスキンの機能も無かったと記憶してるけど、まだノンリニアビデオ編集なんて一般的でなかった時代だからなあ。懐かしい。
関連リンク:
- キアヌ・リーブス新作「A Scanner Darkly」--アニメと実写を融合した技法「ロトスコープ」とは - CNET Japan
- スキャナー・ダークリー
- Warner Independent Pictures' A Scanner Darkly -- The Official Film site
- dream is destiny ... : Waking Life :
- Amazonインスタントストア:フィリップ・K・ディック傑作(笑)集
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」をいまさら観てきた。最初っから目まぐるしい展開で、あんまり目まぐるしかったせいか途中30分ほど寝てしまったので、いまいちストーリーが繋がってない。
VFXの出来は素晴らしかった。久々にILM (Industrial Light & Magic)の底力を見せつけられた感じ。顔が蛸足のデイヴィ・ジョーンズなんて自然すぎて、本当にこんな生物がいるのかと思えるくらい。
本編が終わってエンドロールを眺めていたら、かなり早い段階でVFXスーパーバイザーとしてJohn Knollの名前が出てきた。Adobe Photoshopの生みの親でもあり、レンズフレアの大家でもある彼は、今やILMの稼ぎ頭になっているんだよなあ。去年のスターウォーズも仕切ってたし。Photoshopをver.1から使っている者としては、なかなか感慨深い。
ついでだけど、エンドロールの最後に“おまけ”があるので、すぐに席を立たないほうが良いかも。
日本SGI主催の「SiliconLIVE! フォーラム 2006」から帰ってきたら、机の上に「Shake 4.1」の箱があった。6/22に注文した時点では「納品は2~3週間後」との事だったので、えらく嬉しい。
↓インストールしたての殺風景なウィンドウ(笑)

